光毒性ついて~ビリーブ・オレンジなどのアロマ

※オレンジの情報を追記しましたのでタイトルも改名しました(15.11.27)

オレンジについて

2015.11.23に行われたDr.スチュワートのセミナーに参加した時にオレンジの光毒性に触れており、ヤングリヴィングのオレンジには「光毒性はない」とのことでした。

オレンジの精油にもいろいろあり、学名を調べたところヤングリヴィングのオレンジは「Citrus sinensis」でした。学名とはパンフレットの商品名の横の小さい文字で英語の斜体で記載されたものです。

「Citrus sinensis」とは、ナードの精油名では「オレンジスイート」と言われるものです。

ケモタイプ精油事典によると光毒性を示すフロクマリンという成分には20種類の分子が存在し、その中には光毒性作用を起こさない分子があり、オレンジスイートについては光毒性作用を起こした確証がないとのことです。注意、禁忌事項もない精油として記載されています。

オレンジの中にはオレンジビターという精油もあり(YLにはありません)、学名は「Citrus surantium」と言い、こちらに関しては光毒性があるため塗布した肌を4~5時間は直射日光に当てないよう注意が必要なオレンジです。

このように精油を販売している会社によって商品名が異なる場合があるため、正確にその精油のデータを知りたい場合は「学名」によって調べる必要があります。

PS:
オレンジはフランキンセンスにも劣らない抗腫瘍作用がある精油です。
レモンの味が苦手な方はオレンジをおススメします。

ブレンドアロマオイルの「ビリーブ」について

2014年に新しくなったビリーブには、旧ビリーブにはなかったベルガモットが入っております。このベルガモットは光毒性に注意する必要がある成分が入っておりますが、ヤングリビングのパンフレット、サイトの商品ページにも光毒性に関する禁忌事項の記載がありません。

そこでヤングリビング社に問い合わせしましたところ、ビリーブだけではなく、トランスフォーメーションなどのブレンドオイルもそうですが、光毒性を持たないオイルとブレンドしたオイルですので、柑橘系オイルの割合が少量の為、カタログ等に光毒性の表記をする程、大きな影響はないとのことでした。

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