放射能と海

海を愛する私にとって、放射能汚染された水が海へ垂れ流し状態というのは
とても気になります。
現在は、止まっているようですがまだ安心はしていられない状態かと思います。
しかし、事故が起きる前の通常の運転状態でも温かい水を垂れ流し
海水温を上げていたことが分かりました。
海水が1℃上昇しただけでも生態系にかなりの影響を及ぼします。

いずれそれは、人間、地球に住む多くの生き物達にも影響を及ぼすという事でもあります。
原子力について無知、無関心が、環境をどんどん悪化させていた原因の1つではないでしょうか。
私達、日本国民一人ひとりが、まず知るということから、始めていきませんか?
知らないと選択することさえ出来なくなってしまいます。
そして捨てる場所さえない放射性廃棄物を子孫に押し付けることをどう思いますか。
知らず知らずのうちに私達、大人が加害者になってしまいます。
美しい日本、地球を残すために、未来の子供達のためにも知ることから始めよう。

実際に現場で働いていた方より

http://www.iam-t.jp/HIRAI/page7.html

東大の助教授をしていた水戸巌さんより

「『原子力発電所』と言う呼び方は正しくない。

あれは正しく言うなら『海温め装置』だ。300 万 kW のエネルギーを出して 200万 kW は海を温めている、残りの僅か 3 分の 1 を電気にしているだけなのですから、メインの仕事は海温めです。そういうものを発電所と呼ぶこと自体が間違いです。(略)

その上、海を温めるということは海から見れば実に迷惑なことです。海には海の生態系があって、そこに適したたくさんの生物が生きています。100 万 kW の原子力発電所の場合、1 秒間に 70 トンの海水の温度を 7 度上げます。(略)
また、7度の温度上昇が如何に破滅的かは、入浴時の湯温を考えれば分かるでしょう。皆さんが普段入っている風呂の温度を7度上げてしまえば、決して入れないはずです。しかし、それぞれの海には、その環境を好む生物が生きています。その生物たちからみれば、海は入浴時に入るのではなく、四六時中そこで生活する場です。その温度が7度も上がってしまえば、その場で生きられません。
日本というこの国が国家として「美しい」とは思えませんが、気候に恵まれた、得がたい生命環境だと私は思います。たとえば、雨は地球の生態系を持続させる上で決定的に重要なものですが、日本の降水量は平均で 1700mm/年を越え、世界でも雨の恵みを受けている貴重な国の一つです。国土全体では毎年 6500 億トン近い雨水を受けています。それによって豊かな森林が育ち、長期にわたって稲作が持続的に可能になってきました。また、日本の河川の総流量は約 4000 億トンです。
一方、現在日本には54 基、電気出力で約 4800 万kW の原子力発電所があり、それが流す温排水の総量は1年間に 1000億トンに達します(表3参照)。日本の全河川の流量に換算すれば約2度も暖かくしていることになります。2008 年度末までの 100 年間の世界全体で平均した海面水温の上昇率は約+0.5℃であるのに対して、日本近海における、それは+0.7~+1.7℃の上昇となっています。この日本近海の温度上昇と原発温廃水の関係は厳密に科学的の立証されているわけではありませんが、厖大な温かい川を海に流しながら、それで温暖化しなければ、その方が不思議です。
もちろん日本には原子力発電所を上回る火力発電所が稼動していて、それらも冷却水として海水を使っています。しかし、現在の原子力発電所は、燃料の健全性の制約から1次冷却水の温度を高々330℃までしか上げることができず、そのため発電の熱効率は約 33%でしかありません。一方、最近の火力発電所の熱効率は 50%を超えており、もし原子力から火力に転換することができれば、それだけで海に捨てる熱をはるかに少なく済ませることができます。
2基計画されている上関原発は合計で 274 万 6000kW、1年毎に広島原爆 3000 発分の死の灰を生み続け、その始末の仕方を私たちは知りません。そして、運良く事故が起こらなくても、日常的に海に流される温廃水の量は 1 秒間に 192 トンになります。太田川2本分を超える温かい川が、忽然と長島の先端に出現し、祝島に向かって流れ出します。そしてその川には放射能と生物を殺すための化学薬品も捨てられます。
(略)
長期間にわたる悲劇はどうなる?
しかし・・・、急性死を免れて運良く生き延びたとしても、放射能雲に巻き込まれた人々にはいずれ大量の癌が発生します。また、土地は放射能で汚染されて最早住むことができません。健康を侵され、そして長い歴史を刻んできた土地を放棄する人たちの未来はどのようのものになるのでしょうか?
それを考えると私は途方に暮れてしまいます。途方もない悲劇を避ける道は、やはりただ一つ、原子力そのものを廃絶することです。

参考サイト↓

http://stop-kaminoseki.net/shiryo/20110320yanai.pdf

PS:

日本では全然報道されない原発現場が海外では見られます。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-1369216/Japan-nuclear-crisis-Fukushima-Fifty-pictures-inside-nuclear-power-plant.html

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